Vacance 〜Leflaive訪問〜

ブルゴーニュ2日目はこの旅行のハイライト、ドメーヌ訪問にいかせていただきました

まずはLeflaive

泊まったLe Montrachetのホテルからほんの5分くらいのところにありましたが、

看板などなにもなく、ここがLeflaiveだとは、、、

Regisseur(レジサーというドメーヌをほとんど任されている役職とのこと)のエリックさんが対応、ご説明してくださいました


ステンレスタンクに入っている2011年を試飲させていただきました

2011年の特徴

1月、2月乾燥、3月末に芽が出た 4月好天 5月中旬初めの花が咲く

7月に2度雹が降るというひどい天気だったが、

8月いい天気になり、ぶどうが成長

8月25日収穫を始め、8月31日に全ての収穫が終わる

猛暑の2003年でさえ8月30日に収穫が終わったらしいので、かなり早い収穫だったことがうかがえます

'10 '11 '12とずっと収穫が少ないヴィンテージが続いているそうです

そんな2011年は酸がきれいで、ミネラルが豊富に仕上がったとのこと



試飲させていただいたのは以下のアイテム

Bourgogne 力強い香り、フレッシュな印象

Puligny Montrachet まろやかなアタック、最後にミネラル感

Puligny Montrachet 1er Le Clavoillon 酸が強い 10年くらいで飲みごろ 99年はまだ寝かせた方がよいとのこと

Puligny Montrachet 1er Les Folatieres 畑が上の方にあり、太陽のあたりがよいので、早めに飲める

                    パイナップルやパッションフルーツなどのトロピカルでエキゾチックな香りが印象的

Puligny Montrachet 1er Les Pucelles ”Folatieres”に比べ、こちらは飲みごろまで時間がかかるとのこと
                  
                   白い花の香り 果実味が詰まっているけど、柔らかく、エレガント

Bienvenues Batard Montrachet フレッシュ バランス抜群 余韻に伸やかな酸 

Batard Montrachet 飲み初めから終わりまでずっと強く、スケールが大きい
      
          グラマラスなイメージ 1.8haの畑から

Chevalier Montrachet  ”Batard Montrachet”と比べてやや酸が強め シャープで引きしまった印象

            こちらも1.8haの畑から



0,08ha、半樽、150本しか造れないという Montrachetはやはり試飲させていただけませんでした・・・

でも瓶詰め前の酸化防止剤が入ってない状態のワインは、硬さがなく

すべてのキュヴェに共通のLeflaive味を堪能することができました